ロジカルシンキング研修を行う目的や、研修の内容について説明していきます。
例えば、「このスマートフォンは人気がある。」といわれるよりも、「このスマートフォンは人気がある。なぜなら、高スペックで低価格だから」と説明されたほうが、人気があるということに対して納得できます。
ロジカルシンキングは、このように筋道を立てて情報を整理し、根拠を元に結論を導き出す考え方や説明方法のことを指します。
要するに、誰もが納得・理解できる、矛盾のない考え方や説明の仕方ということです。
もし、新入社員と話していて上記のようなことを感じるのであれば、ロジカルシンキングができていないということになります。
ロジカルシンキングは、あらゆる場面で役に立ちます。
【商談】
商品やサービスを受け入れてもらうためには、まず相手に理解してもらわなければなりません。
なぜこの商品・サービスが相手にとって必要なのか、どうメリットをもたらしてくれるのか。そして、なぜそのように考えるのか。
これらを限られた時間内に伝え、相手に納得してもらうためには、ロジカルシンキングが必須です。
【企画書作成】
序論・本論・結論と筋道を立てると、「何を伝えたいか」が相手に伝わる文章になります。
企画書は、プレゼンテーションありきでクオリティを担保してはなりません。プレゼンテーションでより詳しく知りたいと思わせるのが、理想的な企画書といえます。
そのためにも、まずは文章だけで「何を伝えたいか」をいうようにしなければなりません。
【フィードバック】
仕事上で問題が発生したときには、「なぜ起こったのか(原因の追究)」と「どうすればよいのか(問題解決)」を、的確に分析しなければなりません。これができなければ、失敗を成功に繋げることは期待できないでしょう。
問題解決のためにもロジカルシンキングは重要なツールとなる、会社に影響を及ぼしかねないトラブルにも適切に対処できるようになります。
このように、仕事の成果を出すためには、ロジカルシンキングが必須のスキルであるといえるでしょう。
新入社員にロジカルシンキング研修を受けさせることは、会社に貢献できる社員をいち早く育てることに繋がるのです。
ロジカルシンキングは、しばしば間違った認識をされていることがあります。
それは、「ロジカルシンキングで導き出した結論=正しい結論」という認識です。いくら複数の根拠を挙げて結論を導き出したとしても、それが必ずしも事実と一致するわけではありません。
「ロジカルシンキングで導き出したんだから間違いない」と、過信するのは危険です。
また、ロジカルシンキングを習得すれば必ず商談に成功するかといわれれば、そうではありません。
人は感情に動かされる生き物。淡々とロジカルな説明をしたところで、相手の心に響かなければ意味がないのです。
感情論だけで訴えても説得力がない。ロジックだけで説明しても、「弊社でなければだめだ」という押しが足りない。
両方をうまく使いこなさなければ、商談成立にはなりません。
あくまでも、ロジカルシンキングは“ビジネスで使える武器のひとつ”という認識でいましょう。
ロジカルシンキングは、訓練さえすれば身に付けられるスキルです。
では、実際のロジカルシンキング研修では、どのような訓練を行っていくのでしょうか。
【研修の一例】
ロジカルシンキングとは何か、なぜ必要なのか
問題の発見、原因の追究、演繹法と帰納法
応用ワーク
仮説思考、フレームワーク思考
総合演習
これまでのワークをまとめた課題の実施と発表
上記はあくまでも一例です。
どの研修でもワークが中心。繰り返しワークを実践して、ロジカルシンキングを習得していきます。
ビジネス上でよくあるトラブル、といった具体的な事例をワークに用いる研修であると、仕事での使い方がよく理解できているといえるでしょう。
また、1日で完了する研修が多いので、スケジュール調整がしやすいのも大きな魅力です。
【研修の受け方】
このように、研修の受け方にも選択肢があるので、最適なプランを検討してください。
自社課題に適した研修プログラムを望むなら講師の派遣、時間や場所を気にしたくないならeラーニングがいいです。特にこだわりがなく、ロジカルシンキングの習得ができればいいと考えるなら、研修会場へ足を運びましょう。
プログラム の柔軟性 |
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